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緑釉の瓦

平安宮大内裏の、朝堂院西隣りにあった、豊楽院跡は一部更地として残っており、気になっていたので訪ねて来ました。

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大嘗会や新嘗会、節会といった年中行事の饗宴を行った、格式の高い重要な施設で、それまでの宮にはなかったもの。

渤海からの使者もこちらで饗応されたそうです。

紀貫之が「土佐日記」で、海上から思いを馳せていた「白馬の節会」のかつての会場でもあり、広大な敷地の宴会場で白馬を使った式典が行われていたとは、壮観だったに違いありません。

楽殿の瓦は緑釉で、人の背丈程もある鴟尾の復元には4日を要したそう。

韓国の国立中央博物館では、青磁の瓦を再現してあるそうなので、いつか訪れてみたいと思います。☺️